癌と生活習慣・治療

現在の食生活環境、生活習慣、大丈夫ですか?

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ガンを防ぐための12箇条

国立ガンセンターが発表している、ガンを防ぐための12箇条は以下の通りです。

1 偏食しない。バランスのとれた食事

2 同じ食品を繰り返し食べない

3 食べ過ぎをしない。特に脂肪を摂り過ぎない

4 深酒をしない

5 たばこを吸わない

6 適量のビタミンA、C、Eと繊維質をとる

7 塩辛いものをたくさん食べない。あまり熱いものは避ける

8 魚・肉などのひどく焦げた部分は食べな

9 カビの生えたものは食べない

10 過度に直射日光をあびない

11 八適度に運動をする

12 身体を清潔に保つ

防ぎようがない環境汚染

ここ数年らい、環境汚染が人々の注目を集めています。

環境ホルモンという言葉も、有名になりました。

週刊誌や新聞、テレビなどで取り上げられ、やれ遺伝子に悪影響を与えるとか、あるいは生殖異常が発生するとか、さまざまなことがいわれています。

確たる事実関係がないにも関わらず、問題だけが先歩きしてしまい、人々の関心や研究がその後を追う、という展開も見受けられます。

問題が問題だけに、しっかりした研究が必要で、軽はずみなことは言えません。

というのは、環境汚染は広範囲に及び、因果関係を明確にできない部分が多分にあるからです。

また犯人探しをすすめても、真犯人は一人ではない場合もありますし、極端な場合、被害者と加害者が同一人物ということもあり得るのです。

それほど、この問題は複雑ということです。

しかし、わかっていることがあります。それは環境汚染が間違いなく広がっており、その被害も徐々に深刻になっている、ということです。

今すぐにどうのこうのということはないとしても、将来どのような被害が発生するのかも、今のところ未知数です。

私たちができることは、自然のいいものを口に、節制ある食生活をおくり、健康を保つことです。

化学物質過敏症ってなに?

ここ数十年の間に、何万種類という化学物質が製造されました。

そうした物質は、元来自然界には存在しないもので、人間が作り出した新しいものです。

農薬に、化学肥料に、医療に、あるいは食品添加物に、保存剤に、絶縁物質として、冷却剤として、洗浄剤として、とあらゆる用途に応じた化学物質が製造され、そして廃棄されてきました。

環境汚染の現況はこうした物質ですが、病気の発病とそうした物質の因果関係がはっきりしているのは、本当にわずかでしかありません。

そうした中で「化学物質過敏症」と呼ばれる病気がマスコミなどで取り上げられ、注目されています。

生活環境の中に微量に存在する化学物質が人体のホルモンなどに影響を与え、湿疹や呼吸困難などきわめて重要な症状をきたすものです。

アトピーも一種の化学物質過敏症とも考えられますが、根本的な治療法がなく、対症療法でしのいでいるというのが現状です。

私たちの生活環境は確実に汚染されています。

便利で快適な生活を享受できる一方で、こうした形で健康がむしばまれているのです。何が幸せなのか、もう一度振り返ってみる必要があるかもしれませんね。

農薬や防虫剤は美味しい?

今や世界中の食べ物が日本にやってきています。

口にすることのできない食べ物はない、といっていいほどです。

長い船旅で運ばれてきたそうした食材が、腐りもせずにいられるのは、いうまでもなく防腐剤・防虫剤が施されているからです。

私たちはそうした食材を利用して調理し、口にしていることを忘れてはいけません。

外国産の作物にケチをつける気はありませんが、美味しい美味しいといって食べるたびに、食品のさまざまな栄養とともに、そうした化学物質も体内に取り込んでいるのです。

これは例外的な話しですが、バッテリーなどに使用する「不凍液」が混ぜられたものが「うまくて安いワイン」として輸入されたことがありました。口にした人もいたのです。

無害とか有害という話しではなく、また化学物質の後遺症ということでもなく、自然でないものが普通の食生活に深く浸透していることを確認する必要があるのです。

健康を考える上で、本当にいいものは何か、また何を食べ、何を不必要とするのかに、思いをめぐらせたいものです。

自然な食べ物は今はない?

日本中どこにいっても、ファミリーレストランがあり、フライドチキンがあり、ハンバーガーが食べられます。

しかも、日本中どこで食べても、味は同じです。

これを当たり前と感じるか、それともちょっとおかしいぞ、と感じるか、みなさんはどちらでしょうか。

日本中、いや世界中どこで食べても同じ味、というのはやはりちょっと不思議で、不自然のような気がします。

季節や場所、あるいは料理の方法によってさまざまな味わいを醸し出すのが食べ物だと思います。

同じ食材でも、収穫の場所と季節によって味が変わるものです。

そういう微妙な味わいを、今の子どもたちは味わうチャンスに恵まれていません。

いつも同じ味のハンバーグ、そしてチキン、あるいはポテトチップスです。

ちょっと違うと、逆に「このハンバーグ、味がおかしい」と訴える始末です。

ピーマンにも凄く苦いものとそうでないものがあり、明日葉にも葉と茎では味が違い、また大島産と八丈産でも若干違います。

苦味も違います。それが自然の食べ物のおいしさであり、味わいだと感じます。

お子さんには、是非、苦味のある明日葉のおいしさがわかる大人に育ってほしいと思います。

病院の中でも病気にかかる時代

病院はさまざまな病気をした人たちが治療のためにあつまる場所です。

したがって冷静になって考えれば、病院の待合室などは病原菌の巣窟でもあります。

しかも、病気で体力が弱っていれば、他の病原菌にたやすくやられてしまいます。

かつて「病院嫌いの頑固爺さん」や「お父さん」が大勢いました。

理由を聞くと「病院は陰気臭い」「病院にいったら病気になる」と理屈抜きでそう言っていたものですが、よく考えてみると一理も二理もある話しです。

MRSAは、抗生物質が効かない病原菌で、これが時として病院内で蔓延するといいます。

明るく元気な人は行かない病院ですから、どうしても精神的に暗くなってしまいますし、ましてや抗生物質が効かない病原菌までいるような場所には、病気をしても行きたくなくなります。

とはいっても、やはり人の子。

病気をしたら頼るものはお医者さんや、病院、そしてお薬です。

これは仕方のないことです。要は、できるだけ病院には行かないようにすればいいわけです。

そのためには、日ごろからの健康管理が何よりも大切になってきますね。

MRSAは抗生物質には強いのですが、正常な免疫力さえあれば、重篤に至らないで済みます。

何でも薬に頼る現代人の悪い癖

日本人に限らず、現代人は薬が大好きです。

アメリカではコンビニ感覚で各種のビタミン剤や栄養剤が売られています。

あの大リーグのマグワイヤ選手が愛用していた筋肉増強剤も売られていて、ホームランキングになった年は、品切れになったそうです。

肝臓や腎臓への副作用の心配があるのに、スポーツ少年たちが買っていったという話しもあります。

副作用を考えなければ、薬の力で背も高くできますし、ヘラクレスのような筋肉美も作り出すことができます。

オリンピック選手なみの運動能力も夢ではありません。本当に薬万能の時代です。肉体美だけではありません。

ちょっとした風邪や、頭痛でも現代人は簡単に薬を服用します。

環境ホルモン、汚染物質が心配だ、と騒ぐ割には、こうした薬に対しては、あまりにも無防備だと思われます。

薬を否定するわけではありませんが、頼り切ってしまうのは、かえって私たちの身体に備わっている「自己自然治癒力」の働きを弱め、結局は病気に弱い体質をつくってしまうことにもなりかねません。

薬で自分の治癒力を弱めるという、皮肉な結果につながります。

日ごろから、自然のものを食べ、自然な身体を作り、自己治癒力をつけていくのが、本物の健康だと思います。

便利な食べ物・遺伝子作物はホントに安全?

アメリカを中心に遺伝子操作を施した作物が世界中に出回っています。

もちろん日本にも輸入されています。

遺伝子作物とは、遺伝子を操作し、病害虫に強く生産量が上がるように改良された作物で、まさに人間の都合がいいようにされた生き物なのです。

実際、驚くほど生産量が増え、また病害虫といったものに対しても強いので、農薬散布が少なくて済む……といったメリットがあります。

肉牛やブロイラーの餌になったりして、私たちの生活にも密接に関わっています。

今のところ目に見えるような害は発生したという報告はないようです。

今後はどうか、となると疑問ですが、メリットとデメリットを秤に掛けると、メリットのほうが今のところは大きいといえるのかもしれません。

ただし、すべてのデータが公表されているわけではなく、また今後の研究しだいでは、どう展開するかわかりません。

人口増大に伴う食糧危機などを考えると、遺伝子作物も一つの選択肢だと思われます。

でも、これがすべてでないことは確かで、人間や動物は自然のものを食しながら生きて、健康を維持するのが本来の姿だと思います。

精神の安定が手術の成否を決定する

近年、医療技術が進歩しかつては成功率の低かった手術も今では比較的簡単にできるようになりました。

心臓の移植手術でさえ、20数年前に比べれば成功率は格段に高くなっています。

最近、その手術の成功率をさらに高めるための大切な要素として注目されているのが、術前と術後の患者さんの精神状態です。

不安や疑心などがあると、成功率そのものも悪く、また術後の経過も良くないというのです。反対に精神が安定した状態では好結果が生まれるそうです。

本著の体験談にもありますが、入院は不安なものです。

患者さん同士で「あの薬はいい」とか「この健康食品が効く」といった会話が交わされるのも、手術への心配を少しでも解消したいがためです。

「大丈夫、これで安心できる」という精神的な要素も大きいような気がします。

病は気から、とはよくいわれる言葉ですが、回復も気から、、なのですね。

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